技術紹介


■2色成形機


◎2色成形のメリット
組立工程や印刷などの加工工程の削減によるコストダウンが可能。
グリップ感や光透過性など、製品の特性を活かすことが出来る。
印刷のように文字が剥げない。
メッキ処理の際、マスキング工程を省ける。
塗装や印刷のように有機溶剤を使用せずマークや文字を表現できるので環境にやさしい製品を造れる。
2組の射出装置を使い、2種の材料や色を持つ成形品を1工程で成形する機械です。多色多材からなる成形品を、1回の工程内で一体成形しますので製品のシール性、強度性、組み立て工数軽減となり、IT関連機器や各種の工業部品まで幅広く成形しております。

油圧式2ピストン型締機構の思想を取り入れた新型締機構“ダブルフラットクランプ”を搭載し、金型2面に対して理想的な型締力の伝達を実現しています。この他、高速かつショックレスな金型廻転機構、高速制御による射出動作の安定、各動作のハイサイクル化などにより、多種多様な2色成形ニーズにお応えします。


■プラストロン ピーニング(イエプコ処理)




イエプコ処理とは、スイスIEPCO社製の表面処理装置により加工物表面に発生する表面欠陥を除去し、表面組織をより微細で緻密な状態に改善することが可能です。イエプコ処理は、クリーニング工程とピーニング工程からなり、いずれも加工物表面にエージェントと呼ばれる微細な粉体をエアー吹き付けしています。最初のクリーニング工程では放電加工による放電白層や、研削加工、高速切削加工による微細なカエリ(バリ)、加工の熱で析出した偏析物などの表面欠陥を除去します。続くピーニング工程では、クリーニングにより現れた微細な空孔やマイクロクラックを閉塞し、表面組織の緻密化と平滑化、および機械的強度の向上を行います。冷間鍛造金型の長寿命化にも効果があります。


メーカー プラストロン
形式(モデル) iepco PM-750S
ワークスペース (mm) 740 x 480 x 300
適正ワーク寸法 (mm) 500 x 400 x 200
ターンテーブル Φ350
最大ワーク重量 (kg) 50
本体重量 (kg) 130
外観寸法W (mm) 750
D (mm) 830
H (mm) 1400
電源容量 単相 200V/135W


■流動解析




成形金型の設計から製作、そしてプラスチック製品の量産まで…。成形時の金型内の状態や、成形後の製品の形状など予測シミュレーション〈流動解析〉を行うことができます。

流動解析ソフト:Moldflow Plastics Advisers 7.1
設 計
3次元充填性、ゲート位置、取数、ゲート、ランナー、スプール形状、大きさは適当か、ランナーバランス

金型加工機械
《部門間の密なる打合せ》
最適ゲート位置や、ウェルド・ソリ対策などを、製品設計・金型設計の段階で調べることができ、最適な成形条件設定にも貢献。

プラスチック成形機
保圧そりの解析
保圧プロファイルによる成形性、
その原因
金型冷却解析


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